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やのかつ、電波にのる。

はいはい!
ちょっと日付が前後してしまいますが、15日の『金ショー!』出演の前日、8月14日に実はOBSラジオの「ごごらくワイド」という番組に電話出演させていただきました!!

そこで20日の怪談会の宣伝を兼ねて、怪談を一本口演いたしました。
ここだけの話、14日のラジオで口演した怪談は、20日の怪談会では披露しない演目ですので、ラジオを聞けなかった皆様には残念ながら、幻の演目となってしまいます(笑)

しかしながら、ど~しても聞きたいという奇特な方の為に(果たして、そんな人がいるのかどうか、怪しいものですが……)、実際の口演とは、かなり趣が異なってはきますが、このブログに文字起こししておきますので、その雰囲気でも感じとって下さい!!

ではでは。20日の夜は皆さんのご来場をお待ちしておりますm(_ _)m


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やのかつ×小泉八雲 『怪談』 in 山猫亭
日時:8月20日(水)19:30開演〔開場19:00より〕
会場:絵本とおもちゃとリラクゼーションの店 山猫軒
(別府市楠町7-6  TEL.0977-24-3588)
入場料〔ワンドリンク付〕:前売り・1200円 当日・1500円 
家族券1500円(大人1・子供2人※前売りのみ)





江戸時代の初め頃、京都のある村で、奇妙な病が流行したそうで御座います。
それは、人の身体の一部に、人間の顔そっくりな赤黒い腫れ物が出来るという奇病で、しかもこの病に、一旦、侵されると長く続く高熱と、激しい痛みに襲われ、苦しみぬいて終には絶命してしまうという恐ろしいもので御座いました。
しかも性質が悪いのは、この腫れ物、お医者様が刃物で切り落としても、切り落としても、その度に、また同じ様に生えてくるのでした。

ある農家の長男坊がこの病を患いまして、激しい痛みに泣き叫ぶ長男坊の姿に家族は、大そう胸を痛めておりました。

するとそこへ旅の僧侶が辿り着きます。僧侶は、この奇病を目の当たりにすると、自分にこの病を癒す知恵があると申します。家の者達は藁にもすがる想いで、どうかこの子をお助け下さいと懇願いたしました。
僧侶は頷くと、山へ入り、幾種類かの薬草を取ってまいりました。
僧侶は患者の傍へ座ると、人の顔をした腫れ物の口の辺りに薬草を持っていきました。すると、どうした事でしょう。腫れ物が、さも美味そうに、その薬草を食ろうていきます。そうして、幾種類かの薬草を食べ与えておりますと、ある薬草だけは、頑なに口を閉じ、食べようとしない薬草が御座いました。
僧侶は「これか!」と思い当たると、腫れ物の口を無理矢理に開かせ、その薬草をねじ込みました。

「ごぉああぁ~~~っ!!!」

腫れ物は、この世のモノとは思えない呻き声を上げると、口からブクブクと緑色の膿を吐き出し始めました。7日間に渡り膿を吐き続けた腫れ物は、やがてカラカラに干乾び、大きな瘡蓋となって、ポロリと剥がれ落ちました。
長男坊は、それまでの苦しみが嘘の様に全快し、その後は、大した病を患うことも無く長寿を全うしたそうで御座います。

浅井了意の『御伽婢子』より、「人面瘡」というお話で御座いますm(_ _)m
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おつかれ~!ラジオ出演どうもでした。
20日楽しみにしてます。ではでは。

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